北海道電力 “ブラックアウトに備え” 陸上自衛隊と共同訓練

3年前の胆振東部地震で、道内のほぼ全域が停電したブラックアウト。
こうした事態でも迅速な復旧につなげるため、北海道電力は、初めて陸上自衛隊と共同で訓練を行いました。

北海道電力は、おととしから毎年、ブラックアウトに備えた訓練を行っています。

ことしは、初めて陸上自衛隊と共同で訓練を行い、丘珠駐屯地で報道関係者に様子が公開されました。

自衛隊と訓練を行うのは、迅速な対応が可能な「空輸」を活用するのがねらいです。

訓練は、停電の原因となった設備に向かうための道路が土砂崩れで寸断されたという想定で行われました。

作業にあたる北電グループの職員4人が、復旧に使うケーブルなどの資材や機材をヘリコプターに積み込む手順を確認しました。

その際、職員は自衛隊の隊員の誘導を受けて、置く場所を確認していました。

また、乗り込む際には、安全のためヘリコプターの前から中に入るよう指示を受けていました。

北海道電力の子会社で、送配電事業を手がける北海道電力ネットワークの土門和彦副長は「自衛隊の力を借りながら、復旧の際の輸送の手順を確認できた。災害時には早期復旧できるように、社員一丸となって頑張りたい」と話していました。