アフガニスタン タリバン権力掌握から3か月 治安の安定課題に

アフガニスタンでイスラム主義勢力タリバンが再び権力を掌握してから15日で3か月となります。対立する過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織によるとみられるテロが相次ぎ、治安の安定が課題となっています。

アフガニスタンでは、タリバンがことし8月15日に首都カブールを制圧して再び権力を掌握し、暫定政権を発足させて統治を始めていますが、国際社会から国家としての承認が得られず、海外資産が凍結されるなどして経済の悪化が深刻となっています。

さらに、先月から今月にかけて、少数派のイスラム教シーア派のモスクでの自爆テロや軍の病院での爆発などが相次ぎ、タリバンと対立するISの地域組織が活動を活発化させているとみられています。

このため、タリバンは、カブールのモスクの周辺などに検問所を設け、戦闘員が車やバイクを止めて免許証などを確認したりトランクの中を調べたりして、治安対策の強化に乗り出しています。

最新の武器を装備した精鋭部隊も各地に展開していて、現場の司令官は「ISに対し完全に準備ができている。昼夜を問わず、休むことなく警戒にあたっている」と話していました。

タリバンにとっては、どのようにテロを防ぎ、治安を安定させていくのかが課題となっています。