3回目の接種 本格化に向け各自治体に準備要請 堀内ワクチン相

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種を前に、堀内ワクチン接種担当大臣は、来年2月には高齢者への接種が本格化することが想定されるとして、各自治体に体制の確保に向けて準備を進めるよう要請しました。

新型コロナウイルスの第6波に備えて、政府は12月から3回目のワクチン接種を始めることにしていて、これまでと同様に、医療従事者を優先的に行うことにしています。

その後の見通しについて、堀内ワクチン接種担当大臣は、記者会見で「来年2月に高齢者への接種が本格化し、1日あたり60万回が想定される。高齢者以外の人への接種が本格化する3月には90万回を超えることも想定される」と述べました。

そのうえで、各自治体に対し接種体制の確保に向けた準備を進めるよう要請したと説明しました。

また、来年2月以降の自治体へのワクチンの配分についても、近く明らかにする考えを示しました。

一方、3回目の職域接種をめぐって、堀内大臣は、実施経験のある企業や大学に希望を募りたいとして、協力を呼びかける考えを示しました。