東京都 新型コロナ 1人死亡 31人感染確認 1週間前と比べ17人増

東京都内の11日の感染確認は31人で、26日連続で50人を下回りました。また、都は感染が確認された1人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は11日、都内で新たに10歳未満から40代と、60代から80代の男女合わせて31人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

都内で1日の感染確認が50人を下回るのは、26日連続です。

前の週の同じ曜日と比べると、今週は、月曜日、火曜日は増えて、きのう水曜日は同じで、そして11日、木曜日は17人増えました。

11日までの7日間平均は25.6人で、前の週の132.6%です。

都の担当者は「前の週と比べると高い数字になっているがこれまでの状況を踏まえればかなり抑えられていて、横ばいの状況だ。ただ、油断していいわけではなく、引き続き基本的な感染対策を続けてほしい」と話しています。

また11日、感染が確認された31人のうち19人は感染経路がわかっていないということです。

一方、都の基準で集計した11日時点の重症の患者は、10日より1人減って9人でした。

重症患者が1桁となるのは、去年7月16日以来1年4か月ぶりです。

また、都は感染が確認された70代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。

これで都内で感染して死亡したのは3158人になりました。