北海道 旭山動物園 冬の営業開始 寒さに弱い動物は屋内へ

北海道旭川市の旭山動物園で11日から冬の営業が始まりましたが、このところ新型コロナウイルスの新規感染者数が低い水準にあることも受け、修学旅行や遠足で訪れた生徒や児童の姿などでにぎわいました。

北海道旭川市の旭山動物園は、寒さに弱い動物の屋内への移動が終わり、11日から冬の営業を始めました。

このうちアザラシの展示スペースでは、訪れた人たちが餌を食べる姿を写真におさめたり、飼育員の説明をメモにとったりしていました。

園内では家族連れや観光客にまじって、修学旅行や遠足などの学校行事で来た生徒や児童の姿もみられました。

動物園によりますと、このところ新型コロナウイルスの新規感染者数が低い水準にあることも受けて、学校行事での団体予約が増えているということで、この時期としては例年あまりみられないにぎわいとなっています。

札幌市から来た中学2年の男子生徒は「夏から延期されていたので、ようやく動物園に来ることができてうれしい」と話していました。

坂東元園長は「引き続き感染対策を徹底しながら多くの人に楽しんでもらえるよう冬の営業を続けたい」と話していました。

旭山動物園の冬の営業は、年末年始の3日間を除いて来年の4月7日まで行われます。