ファイザーワクチン 国内初の“3回目接種”を承認 厚労省

厚生労働省は、来月にも始まる新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種に、ファイザーのワクチンを使用することを承認しました。

3回目の接種について厚生労働省は、2回接種しておおむね8か月以上たった人を対象にする方針で、医療従事者には来月から、高齢者には来年1月から接種を始める予定です。

厚生労働省は11日、3回目の接種にファイザーのワクチンを使うことを承認しました。

国内で承認されたワクチンで3回目の接種への使用が認められたのは初めてです。

18歳未満に対する有効性や安全性のデータが不足していることから、接種を開始する時点では対象を2回目までの12歳以上から18歳以上に引き上げます。

早ければ来年2月には18歳未満で3回目の接種の対象になる人がいると見られ、厚生労働省はファイザーから追加のデータが提出されしだい、対象年齢の引き下げを検討することにしています。

また、モデルナのワクチンについても、来年3月をめどに職域接種で3回目の接種に使用することが検討されています。