NY ダウ平均株価200ドル超える値下がり インフレ懸念で

10日のニューヨーク株式市場はインフレの高まりが景気を減速させることへの警戒感から売り注文が出て、ダウ平均株価は200ドルを超える値下がりとなりました。

10日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて240ドル4セント安い3万6079ドル94セントでした。

この日、発表されたアメリカの先月の消費者物価が前の年の同じ月と比べて6.2%の上昇と、ほぼ31年ぶりの高い上昇率になったことを受けてインフレの高まりが景気を減速させることへの警戒感から売り注文が増えました。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も前日と比べて1.6%、下落しました。

また、ニューヨーク外国為替市場ではインフレへの懸念からアメリカの長期金利が上昇したことを受けて円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=114円台まで値下がりしました。

市場関係者は「当面はインフレの長期化がアメリカ経済にどこまで影響を及ぼすかが株価の動向を左右しそうだ」と話しています。