新型コロナ 4か月間でブレイクスルー感染2.56% 神奈川

神奈川県は、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種したあと2週間以上たって感染が確認された「ブレイクスルー感染」にあたる感染者が、ことし6月から9月までの4か月間に2717人いて、新規感染者全体の2.56%だったと明らかにしました。

神奈川県によりますと、ことし6月から9月までの4か月間に新たに感染が確認されたのは10万6074人で、このうち2.56%にあたる2717人がワクチンを2回接種したあと2週間以上たってから感染が確認されたブレイクスルー感染だったということです。

2717人のうち死亡したのは10人で、全員が65歳以上でした。

また、すべての年代で入院が必要となった人の割合は、ワクチンを一度も接種していない人に比べて低くなり、65歳以上では半分以下となりました。

県の担当者は、「ワクチンを打っていても感染することはあるが、死亡率や入院に至る率は低下するので、ワクチンの接種率を高めていくことは重要だ」と話しています。