JR東日本 新幹線や在来線を減便へ 新型コロナで利用客減少

JR東日本は、新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用客が減っているとして、来年春のダイヤ改正で首都圏を含むエリア全体を対象に新幹線や在来線の運行本数などを減らす方針を明らかにしました。

9日の記者会見でJR東日本の深澤祐二社長は、来年春のダイヤ改正で首都圏を含むエリア全体を対象に、新幹線と在来線の運行本数や車両台数を減らす方針を明らかにしました。

これは新型コロナの影響で出張や旅行などの需要が減り、鉄道の利用客が少なくなっているためで、先月の鉄道の利用客は感染拡大前のおととしと比べて、新幹線は54%、在来線は60%にとどまっているということです。

減便の対象となる路線や本数は未定ですが、混雑が予想される時期には減便した路線に臨時列車を運行するなどして、柔軟な対応を目指すとしています。

JR東日本は減便することでコストの削減につなげたい考えで、深澤社長は「中長期的なコスト改革を進めていくとともに、需要の増減に合わせてサステナブルなサービスを提供していきたい」と述べました。

鉄道事業者の間では、JR西日本も先月のダイヤ改正で1日当たり最大で120本余りの減便を行っていて、新型コロナの鉄道への影響が広がっています。