代替フロン不適切処分か「東京スバル」社員ら書類送検 警視庁

自動車メーカー「SUBARU」の都内にある販売会社の社員など3人が、販売店の解体工事で地球温暖化への影響が指摘される「代替フロン」を使った機器の処分を適切に行わなかったとして、フロン排出抑制法違反の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、東京 文京区にある自動車販売会社「東京スバル」の53歳の施設管理課長と、八王子市の解体業者「興建総業」の40歳の社長など合わせて3人です。

警視庁によりますと、ことし2月から3月にかけて行われた八王子市の自動車販売店の解体工事で「代替フロン」を使った業務用のエアコンについて処分を適切に行わなかったとして、フロン排出抑制法違反の疑いが持たれています。

「代替フロン」はエアコンや冷蔵庫の冷媒として使われていますが、最大で二酸化炭素の1万倍を超える温室効果があるため、業務用の機器の所有者は廃棄する際、専門の業者に回収してもらうことが法律で義務づけられています。

しかし今回、こうした手続きはとられておらず、解体工事の現場ではエアコンを重機で破壊し「代替フロン」を大気中に放出していたということです。

警視庁のパトロールで見つかったということで、任意の事情聴取に対し、いずれも容疑を認めているということです。

「代替フロン」の処分が適切に行われないケースは過去に相次いだことから、去年4月の法改正で罰則が強化されていて、警視庁によりますと、法改正後の摘発は全国で初めてだということです。