ソフトバンクグループ 9月までの3か月決算 3979億円の赤字に

ソフトバンクグループのことし7月から9月までの3か月の決算は、最終的な損益が3900億円余りの赤字となりました。

中国政府が自国のIT企業などへの締めつけを強める中、投資先の中国企業の株価が大幅に下落したことが主な要因です。

孫社長「冬の木枯らし 大嵐の中に突入」

ソフトバンクグループは8日、ことし7月から9月までの3か月の決算を発表し、最終的な損益が3979億円の赤字となりました。

中国政府が自国のIT企業などへ締めつけを強める中、配車サービスを手がける「滴滴」をはじめ、傘下のファンドを通じて投資している中国企業などの株価が大幅に下落し、評価損を計上したことが主な要因です。

これに伴ってことし4月から半年間の中間決算は、最終的な利益が3635億円と、前の年の同じ時期と比べて80%減少しました。

孫正義社長は会見で「中国でこれまで稼いだ利益をこの3か月ですべて吐き出した。冬の木枯らし、大嵐の中に突入した」と述べました。

そのうえで、今後の投資方針について「傘下のファンドでの中国企業への出資は2割前後でチャイナリスクが大きい状況ではないと思う。健全な企業に小さく投資していく」と述べ、中国企業への投資は続ける考えを示しました。

一方、ソフトバンクグループは先月、日本のスタートアップ企業に初めて投資したことを明らかにしましたが、孫社長は今後、日本企業の投資先を増やしていく考えも明らかにしました。