“漂着軽石”を除去 海上のごみ回収船 与論島に派遣へ 国交省

沿岸に大量に漂着している軽石を除去するため、国土交通省は海上のごみを回収する船を鹿児島県の与論島に派遣することになりました。

国土交通省が与論島への派遣を予定しているのは、ふだんは有明海などで漂流ごみの回収や水質調査をしている海洋環境整備船「海煌」です。

「海煌」は全長35メートルで、船の前の部分に海上を漂流しているごみをためて、クレーンなどを使って回収することができます。

現在、指宿市の港に停泊していて、8日にも与論島に向けて出航する予定でしたが、天候不良のため延期し回復を待って出航するということです。
与論島の与論港では、先月25日に島に石油を運ぶタンカーが入港しようとしましたが、軽石が漂着していたため断念しました。

島内には来月上旬ごろまでの分の石油は備蓄されているということですが、軽石の除去が進んで港の機能が回復することが急がれます。

国土交通省九州地方整備局の樋口晃港湾空港防災・危機管理課長は「軽石の回収はやってみないとわからない部分も多いが、最善を尽くしたい」と話しています。