“運転操作より自動ブレーキ優先” 事故防止技術を本格検討へ

車のドライバーの誤った操作による事故を減らすため、国土交通省は運転の操作より自動ブレーキなどのシステムを優先させて事故を防ぐための技術について本格的な検討を始めることになりました。

国内で販売される新車には、9割以上で自動ブレーキやペダルの踏み間違いを防止する装置が搭載されていますが、多くはこうしたシステムよりも運転の操作を優先する考えで設計されていて、仮に自動ブレーキが作動してもアクセルを踏み続ければブレーキはかかりません。

運転中の誤った操作や病気などによる事故が相次ぐ中、国土交通省は運転の操作よりシステムを優先させる技術の在り方について本格的な検討を始めることになりました。

今後、専門家や自動車メーカーの関係者などとともに、ドライバーが意識を失ったり明らかに誤った操作を行ったりするなど、システムを優先させたほうが安全な場面について洗い出すことにしています。

そのうえで、システムがどのように危険を認知して安全機能が作動するかなどについて最大5年間かけて整理し、ガイドラインの策定などを行い、開発を促していくことにしています。