NASA 月までの飛行試験用ロケット公開 宇宙飛行士の着陸目指す

宇宙飛行士の月への着陸を目指すNASA=アメリカ航空宇宙局は、月までの飛行試験に使われる宇宙船をロケットに搭載する作業を終え5日、メディアに公開しました。

NASA=アメリカ航空宇宙局は、国際的な月探査計画「アルテミス計画」でアポロ計画以来となる宇宙飛行士の月への着陸を目指しています。

この計画の第一段階として月までの飛行試験に使われる宇宙船をロケットに搭載する作業が終わり5日、メディアに公開しました。

フロリダ州のケネディ宇宙センターにある組み立て棟では、新型のロケット「スペース・ローンチ・システム」の打ち上げに向けた準備が行われています。

このロケットは全長およそ98メートルで、最大27トンの宇宙船や貨物を月の軌道まで送り込むことができます。

ロケットの先端には、宇宙船「オリオン」が搭載されています。オリオンは、最初の飛行では無人で月を周回し、将来の有人飛行に向けたデータを収集することになっています。

NASAは「2024年に宇宙飛行士を月に着陸させる」という目標を示していて、先月には、無人での試験飛行を「来年2月にも行う」と発表しています。

宇宙開発をめぐっては、中国が独自の宇宙ステーションに宇宙飛行士を滞在させたり、無人の探査機で月の岩石を持ち帰ることに成功したりするなどアメリカを追い上げていて、この「アルテミス計画」が順調に進むのか注目されています。