二宮金次郎ゆかりの地で銅像盗まれる 金属ねらいか 栃木 真岡

栃木県真岡市の小学校の跡地に設置されていた二宮金次郎の銅像がなくなっているのが見つかり、警察は金属をねらった窃盗事件とみて捜査しています。

真岡市教育委員会や警察によりますと3日、真岡市高田にある市の歴史資料保存館の屋外に設置されていた、二宮金次郎の銅像がなくなっているのを付近の住民が気付き、警察に通報しました。

現場は廃校になった小学校の跡地で、なくなった銅像は高さが1メートルほどあり、石造りの台座の上に置かれていたということです。
教育委員会は4日、警察に被害届を出し、警察は金属をねらった窃盗事件とみて捜査を進めています。
教育委員会によりますと真岡市は二宮金次郎、のちの尊徳が江戸時代に農村の復興のために長年働いたゆかりの地で、市内にはほかにも銅像が12か所設置されていますが、今のところ被害の報告はないということです。

警察に通報した80代の男性は「像がないことに気付いて驚きました。この地域の偉大なかたの像なので早く戻ってきてほしいです」と話していました。

真岡市教育委員会文化課の赤荻勝課長補佐は「ゆかりのある地域で、このような被害があり非常に残念です。像を返してほしいですし、今後他の被害が発生しないように注意して見守りたい」とコメントしています。