日銀 黒田総裁 岸田首相と会談“今の大規模金融緩和を続ける”

日銀の黒田総裁は4日、岸田内閣の発足後初めて岸田総理大臣と会談しました。会談後、黒田総裁は2%の物価上昇率の目標達成に向けて、今の大規模な金融緩和を続けていく考えを伝えたことを明らかにしました。

日銀の黒田総裁は4日正午ごろから岸田総理大臣と総理大臣官邸で会談し、金融政策や国内外の経済情勢などについて意見を交わしました。

岸田内閣の発足後、黒田総裁が岸田総理大臣と会談するのはこれが初めてです。

会談のあと、黒田総裁は記者団に対し「先日、鈴木財務大臣と山際経済再生担当大臣とお会いして、2013年1月の政府と日本銀行の共同声明を再確認したことについてお話しした」と述べました。

そのうえで、黒田総裁は「新型コロナの新規感染者は急速に減っているが、資金繰りなどに対する支援は来年3月まで続けることになっている。さらに言えば、2%の物価安定の目標に向けたいわゆるイールドカーブコントロールは、コロナ感染症が収束したあとも続ける」と述べ、2%の物価上昇率の目標達成に向けて、短期金利をマイナスにし、長期金利はゼロ%程度に抑える今の大規模な金融緩和策を継続していく考えを伝えたことを明らかにしました。