【詳細】日本ハム新庄剛志新監督が会見「選手のオファーかと」

日本ハムの監督に新しく就任した新庄剛志監督が、4日午後2時から記者会見を開きました。

ワインレッドのスーツで会見場に

日本ハムの新庄剛志新監督は午後2時すぎ、ワインレッド色のスーツに大きく胸元を開けた白のシャツで就任会見の会場に現れました。

そして最初に「きょう集まってもらいありがとうございます。22代目の監督としてこれからは顔を変えずにチームを変えていきたい」と笑顔で話しました。

現在の心境「自分が一番びっくりしている」

現在の心境について、「自分が一番びっくりしている。僕でいいのかという思いの反面、僕しかいない、日本ハムも変えるし、プロ野球も変えたいという思いで帰ってきた」と話しました。

トライアウト前に連絡「選手のオファーかと思った」

プロ野球12球団合同のトライアウトを受けたことを踏まえ「トライアウトを受ける前に、球団の方から『元気ですか?トライアウトを頑張って下さい。いつかお会いできるのを楽しみにしています』と連絡がきた。選手のオファーかと思ったが、その後は連絡がなかった。選手は復帰できなかったがそこからあの1通のメールというのは、必ず何かあると自分で勝手に信じていた。やってきてよかったという気持ちだ」と話しました。

球団から優勝求められ「優勝なんて一切目指しません」

球団から優勝を求められたことについて、「優勝なんて一切目指しません。高い目標を持ちすぎると、選手はうまくいかないと僕は思っている。1日1日、地味な練習を積み重ね、9月に優勝争いをしていたら優勝を目指そうという、そういうチームにしたい」と話しました。

オファーの受諾「1秒でやります」

日本ハムの新庄剛志新監督は監督就任のオファーがあった時に誰かに相談したかを聞かれ「僕はするタイプじゃない。僕は相談する人いない。相談する人は自分自身なんで即、行動に移します。僕自分で決めます」と話しました。

そしてオファーの受諾について「1秒、1秒。やります。お願いします。当然でしょう。それを目指して1年間やってきた」と話しました。

「監督と呼ばないで ビッグボスで」

日本ハムの新庄剛志新監督は「監督と呼ばないで下さい。ビッグボスでお願いします。それが好き。監督が好きではない。ビッグボスでお願いします。バリ島でビッグボスと呼ばれてたんで。僕の人生なんてそんなもんなんですよ」と笑顔で話しました。

そして今の日本のプロ野球の印象について「印象はあまりない。コロナという時代で球場に足を運べなかったのでちょっと暗かった印象はある。ただ、僕がかえってきたからにはコロナはなくなり球場を満員にします。そういう運命なんで僕は」と話しました。

さらにどのようにチームを作っていくかについて「全員がドラフト会議でかかった選手だと思っている。レギュラーは1人も決まっていない。選手がキャンプで伸びたときに固めるかもしれない。開幕投手も全く決めていない」と話しました。

「暴れまっせ 楽しみにして下さい」

北海道の印象について「ふるさとはいっぱいあるが、その1つが北海道だ。住みやすいし、寒いのは好きな方で、おいしいものはたくさんある。これから家を探していい家が見つかれば最高」と話しました。

その上で「暴れまっせ、本当に。楽しみにして下さい」と笑顔で宣言しました。

そして球団の再建策について問われると「よその球団にパクられたくないから言いたくないんだけど、天井から降りたいなとは思っています。しかも選手も一緒に降りたいなというのは伝えてもいいかな」とアイデアを話していました。

自身の背番号「僕が1番つけます」

自身の監督としてのスローガンを聞かれ「夢はでっかく、根は太く。土台をしっかりつくって夢に向かって突き進んでいきたいなというのが今の僕のイメージ」と話しました。

日本ハムの新球場については「けさ、車で新球場にたどり着いて鳥肌が立った。ここでプレーできる選手はうらやましいなと思った。今までアメリカのいろいろな球場を見てきたが、世界で話題になる球場になる。多少、監督室が狭かったが僕がアドバイスやアイデアを出しながら大きくしてもらいたい。選手のモチベーションも上がる」と話しました。

そして、自身の背番号については「僕のイメージはやっぱり1番じゃないですか。1番をつけたい気持ちはあるが、やっぱり主役は選手。スター候補を僕が育ててその子に1番をつけてもらいたいと思ってるので、その子たちが育つまでは僕が1番つけます。まずは僕がつけます。目立ちます」と笑顔で話していました。

監督としての夢「世界一の球団にしたい」

監督としての夢を聞かれ「世界一の球団にしたい。そのためには全国のファンの力はものすごく大事であり、北海道のファンが日本ハムと一緒に生活をしていけたら最高だと思っている。1人1人の笑顔を少しずつ増やしていきたい」と語りました。

そしてプロ野球で変えたいところを聞かれ「ヒットを打たなくても点は取れるんだぞという作戦面でのおもしろさを発信したい。そのためには選手が僕の考えを把握し、ついてきてもらわないとできない。早く選手と会って伝えていきたい」と話していました。

また阪神で監督と選手の関係だった野村克也さんから継承したいことについての質問に対しては「プライベートの話をよくしていて、野球の話をほとんどしたことがないんですよね。でもミーティングなど数々の監督のいい部分は取り入れながら、僕の個性やアイデアを優先し、ミックスさせてやっていきたい」と話していました。

「1年1年の勝負」

日本ハムの新庄剛志新監督は「これからはセ・リーグでもないメジャーでもないパ・リーグでもない、新庄剛志です」と力強く話しました。

そして選手に向けて「選手の顔と名前を全く知らない。ただ、1年間勉強してプレーはしっかりとインプットしている。だからキャンプに行って顔と名前とプレーの答え合わせをしていいチーム作っていく。オフシーズンに自分で考えて体を作り、頭の中をアップデートしてほしい。僕がやってきたんで。そういう気持ちでオフシーズンを過ごしてほしい」と話しました。

新庄新監督はおよそ50分間の会見を終えると、最後にサングラスをかけて笑顔で記念撮影に応じました。

そして、一度、会場から離れましたが、すぐに戻ってきて「言い忘れたが、球団から10年契約を結んでほしいと言われたが僕は1年契約ずつなので。1年1年を勝負していきたい。複数年契約をすると甘えが出てくるのでいいことは一つもない。だから1年1年の勝負。来年、こういう場所にいないかもしれない。クビになるかもしれないし、また契約を結んでもらえるかもしれない。よろしくお願いします」と球団と1年契約を結んだことを明かし再び会場を後にしました。