バイデン大統領 COP26“気候変動対策で世界をリード”成果強調

アメリカのバイデン大統領はCOP26の首脳級会合を総括する記者会見を行い、温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰したアメリカが気候変動対策で世界をリードできたと成果を強調しました。一方で、国内では対策のための予算を盛り込んだ法案が成立するめどは立っておらず、課題は山積しています。

イギリスを訪れているバイデン大統領は気候変動対策の国連の会議、COP26の首脳級会合を総括する記者会見を2日、グラスゴーで行いました。

この中でバイデン大統領は今回の首脳級会合について「アメリカが、パリ協定に復帰し、このCOP26に出席したことは極めて重要なことだ。みずからの野心的な気候変動対策を打ち出し、世界各国への支援で責任が示せた」と述べ、パリ協定に復帰したアメリカが国際社会をリードできたと成果を強調しました。

バイデン大統領はCOP26に合わせて二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるとされる「メタン」の排出量を削減するための行動計画を2日に発表し、アメリカがメタンの排出削減でも主導的な立場をとることに意欲を示しました。

一方で、国内ではバイデン大統領が気候変動対策として日本円で63兆円規模の予算を盛り込んだ歳出法案は与党・民主党の一部議員の反対もあって法案成立の見通しは立っておらず、課題は山積しています。