米ヤフー 中国からサービス撤退 IT企業への統制強化の中で

中国でIT企業を念頭に個人情報の取り扱いを厳しくする法律が施行される中、アメリカのヤフーは、11月1日付けで中国におけるブログやアプリなどのサービスから撤退しました。

これはアメリカのヤフーが2日、NHKの取材に対し明らかにしました。

ヤフーによりますと、中国では、電化製品などの話題を扱うブログや、スマートフォン向けの天気予報アプリなどのサービスを展開していましたが、今月1日付けで撤退したということです。

理由について、会社は「中国におけるビジネス環境や法的環境が厳しさを増しているため」だと説明しています。

中国のインターネット利用者はおよそ10億人に上るとされ、ネット通販やキャッシュレス決済などのサービスが広く普及する中、大量の個人情報を集めるIT企業が影響力を増しています。

こうした中、中国政府は11月1日に、大量の個人情報を集めるIT企業を念頭に、顧客の個人情報の保護を義務づける法律を施行し、統制を強化しています。

また、中国におけるインターネットサービスをめぐっては、10月、アメリカのIT大手、マイクロソフト傘下のリンクトインも、年内に中国版の交流サイトを閉鎖すると発表しています。