FIFA前会長らを詐欺などの罪で起訴 不正な金銭やり取りか

FIFA=国際サッカー連盟のブラッター前会長とプラティニ元副会長の間で、日本円にして2億4000万円余りの不正な金銭のやり取りがあったとして、スイスの検察当局は2人を詐欺などの罪で起訴しました。

スイスの検察当局はFIFAのブラッター前会長が2011年、プラティニ元副会長に対し、200万スイスフラン、日本円にして2億4000万円余りの不正な支出を行ったなどとして捜査を進めてきました。

そして2日、詐欺などの罪で2人を起訴したと発表しました。

検察当局は、ブラッター前会長の顧問を務めていたプラティ二元副会長が報酬を全額受け取っていたにもかかわらず、業務の終了から8年以上たってその支払いを請求し、ブラッター前会長はFIFAに支払わせたとしています。

ブラッター前会長はロイター通信の取材に対し「プラティニ元副会長への報酬の支払いが遅れたためのちに請求があったもので、裁判でこの事実が認められることを望んでいる」と答えています。

一方、FIFAはNHKの取材に対し「これらの金銭はブラッター前会長が再選された選挙の直前に支払われていた。不正にやり取りされたものと考えていて、回収するために手続きを進めている。裁判の推移を見守りたい」とコメントしています。