テレワークに新たな技術「メタバース」活用の動き 米IT大手

新型コロナウイルスがきっかけで普及したテレワークを継続する企業が増える中、アメリカのIT大手の間では、同じ空間で会議を行っているかのような体験を可能にするため、メタバースと呼ばれる新たな技術の活用を打ち出す動きが相次いでいます。

このうち、マイクロソフトは、2日、オンラインでイベントを開き、自社が提供するオンライン会議システムの機能を、来年からメタバース向けに拡張すると発表しました。

メタバースとは、デジタルのコンテンツを画面上で見るだけでなく、仮想空間の中に深く入り込んでサービスを利用できるのが特徴の技術で、インターネットの「次の形」として注目されています。

今回発表された新たな機能では、仮想空間内で開かれた会議に、3Dの自分の分身、アバターを使って参加することが可能になり、まるで同じ空間で会議を行っているかのような体験が可能になるということです。

メタバースをめぐっては、フェイスブックから社名を変更したメタも、ことし8月に、ゴーグル型端末を使った仮想空間での会議システムの提供をすでに開始しています。

アメリカでは新型コロナをきっかけに普及したテレワークを推奨したり、オフィスでの出勤を再開する時期を延期したりする企業が増えていて、メタバースがこうした働き方をいっそう促進するのか、注目が集まっています。