「ドライバー異常時対応システム」統一基準定め普及を 国交省

車の運転中の病気などによる事故を減らすため、国土交通省は、車両がドライバーの異常を検知し自動で安全に停止するシステムについて、機能の統一の基準を定め、普及を促すことにしています。

車を運転している人が意識を失うなどの異常を検知し、自動で車両を安全に停止させる「ドライバー異常時対応システム」は、数年前から自動車メーカーが一部の車両で導入していますが、その機能はメーカーにより異なっています。

国土交通省は、2日開かれた安全対策の検討会で、車の運転中の病気などによる事故が絶えない現状を踏まえ、システムの機能に統一の基準を定めることを提案しました。

示された基準では▽ドライバーの異常を車内に設置したカメラなどで検知するほか、▽作動の少なくとも5秒前に、ドライバーに画面の表示や音声などで警報を送ります。

▽そのうえで、反応がない場合には車を減速させて停止させます。

国土交通省はこうした基準について今月中にパブリックコメントで意見を求めたうえで、早ければ再来年9月以降の新型車から順次、適用したいとしています。

一方、このシステムは、去年までの3年間で販売された新車のおよそ0.17%にしか装備されていないことから、普及を促していくことにしています。