切りつけなど事件相次ぎ 警察が刃物男想定の訓練 東京 新宿駅

先月31日、京王線の車内で乗客が切りつけられるなど、電車内や駅で刃物を使用した事件が相次ぐ中、東京の新宿駅前では2人組の男が刃物を持って暴れているという想定の訓練が行われました。

この訓練は警視庁の新宿警察署などが行ったもので、会場となった新宿駅の西口には警察官20人余りが集まりました。

訓練は改札口付近で2人組の男が刃物を持って暴れているという想定で行われました。
通行人が駅前の交番に駆け込んで警察官に状況を説明していると、犯人役が拳銃を奪おうと近づき、刃物を振り回しながら襲いかかります。
警察官は犯人役を取り囲んだうえで、さすまたや盾を使って素早く制圧していました。
都内では先月31日、調布市を走行中の京王線の車内で乗客が切りつけられるなどして17人がけがをしたほか、先月もJR上野駅の構内で男性2人が突然、刃物で刺されてけがをするなど、電車内や駅での事件が相次いでいます。

新宿警察署の向出和雄地域課長は「最近は刃物を使用した凶悪事件が続いているが、鉄道事業者と協力して不測の事態に備え、市民の安全確保に努めたい」と話していました。