新型コロナワクチン3回目接種へ 接種券の搬入 奈良 天理

奈良県天理市は12月から医療従事者を対象に新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種を始めることを決め、1日、接種券を郵便局に搬入しました。

厚生労働省はワクチンを2回接種した全員を3回目の接種の対象にする考えを示していて、12月、医療従事者から接種を始める方針です。

こうした中、奈良県天理市は、ことし3月から4月にかけて優先接種を行った市内の医療従事者およそ1000人を対象に、12月から3回目の接種を始めることを決めました。

1日、天理市の職員立ち会いのもと、3回目の接種券が入った箱が郵便局に搬入されました。

天理市によりますと、一般の市民を対象にした3回目の接種は来年1月以降を予定しているということです。

接種券の搬入の後、天理市の担当者は「1回目や2回目と同じようにスムーズに接種を進めることで感染を抑え、経済を回していきたい」と話していました。