10月のデパート売り上げ 前年同月上回る 宣言解除で来店客増加

先月の大手デパート5社の売り上げは、緊急事態宣言の解除で来店客が増加し、高額商品や食料品の販売が好調だったことなどから、いずれも去年の同じ月を上回りました。

大手デパート5社が発表した先月の既存店の売り上げの速報値は、去年の同じ月と比べて
▽大丸松坂屋百貨店が6.7%、
▽三越伊勢丹ホールディングスが6.4%、
▽高島屋が5.6%、
▽阪急阪神百貨店が3.8%、
▽そごう・西武が0.2%、それぞれ増加しました。

新型コロナウイルスの感染者数の減少に伴う緊急事態宣言の解除で、来店客数が増加し、宝飾品や海外ブランドといった高額商品や食料品の販売が好調だったことに加えて、秋冬物の衣料品や化粧品の販売も堅調だったことなどによるものです。

また、新型コロナの感染拡大前のおととしとの比較では、この年の10月は消費税率引き上げに伴う買い控えがあった影響で、各社とも売り上げが上回っています。

デパート各社では「宣言の解除によって年配層や家族連れの外出への意欲が高まっていて、売り上げ回復の兆しが見られる」としていて、本格化する年末商戦に向けて、ネット通販のほか催事なども強化する方針です。