ワクチン接種促進 都のキャンペーン LINEできょうから登録開始

ワクチン接種を促すため、接種記録を登録するとさまざまな特典が受けられる東京都のキャンペーンで、アプリを使った登録が1日から始まりました。

都が行うこのキャンペーンは「ワクチン」と「アクション」を合わせて「TOKYOワクション」と名付けられています。

ワクチン接種を促すことがねらいで、接種記録を活用してさまざまな特典を受けることができます。

1日正午から通信アプリのLINEを使って接種記録の登録が始まりました。

登録するためには、まずLINEで「TOKYOワクション」の公式アカウントに友だち登録をします。

そして、2回接種したことを示す「接種済証」や「接種記録書」と、運転免許証や健康保険証などの本人と確認できる書類をスマートフォンで撮影して画像をアップロードします。

登録できたら示される「登録済み」という画面を協賛する企業などの店頭で提示すると、割引などの特典を受けることができます。

また、11月15日以降は、協賛する企業や都が提供するさまざまな特典にも応募できるようになります。

詳しい特典の内容は後日、発表されるということです。

都によりますと、接種率がほかの世代に比べて低い若い世代にしか応募できない特典もあるということで、都の担当者は「接種をためらっている人のほか若い人にもぜひ活用してほしい」と話しています。

若い世代の接種率が低い傾向

都によりますと、都内では若い世代のワクチン接種率がほかの世代に比べて低い傾向にあります。

都内で2回接種した人は、
▼80歳以上では90%を超えて91.8%、
▼70代は89.8%、
▼60代は86%、
▼50代は81.4%で、
それぞれ80%を超えています。

▼40代は74%ですが、
▼30代になると70%を下回って67.3%、
▼20代で62.5%、
そして▼19歳から12歳は60%を下回り、59.6%です。