東京都 新型コロナ 1人死亡 9人感染確認 1年5か月ぶり1桁に

東京都内の1日の感染確認は9人で、およそ1年5か月ぶりに1桁となりました。また、都は、感染が確認された20代の男性が死亡したことを明らかにしました。

東京都は1日、都内で新たに男女合わせて9人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

都内の1日の感染確認が1桁になるのは去年5月31日以来、およそ1年5か月ぶりです。

10歳未満が1人、30代が5人、40代、60代、70代がそれぞれ1人で、10代と20代はいませんでした。

1週間前の月曜日より8人少なく、1日まで5日連続で30人を下回っています。

また、1日までの7日間平均は23.4人でした。

都の担当者は「これだけ減少したのはワクチン接種に加えて、基本的な感染防止対策が根づいていることも大きい。とはいえ感染者がいればリスクはあるので、マスクの着用や手洗い、消毒などを続けてほしい」と話しています。

1日に感染が確認された9人のうち、7人は感染経路がわかっていないということです。

一方、都の基準で集計した1日時点の重症の患者は、31日と同じ14人でした。

また、都は、感染が確認された20代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。

男性は、亡くなったあと、陽性と確認されたということです。

これで都内で感染して死亡したのは3148人になりました。