新500円硬貨 21年ぶり発行 偽造防止のため複雑な造り

偽造を防ぐために素材などを変えた新しい500円硬貨が、1日、21年ぶりに発行されました。

新しい硬貨の大きさや基本的なデザインはこれまでの500円硬貨と大きく変わりませんが、偽造防止のため、ニッケルなど3種類の金属を使い、中心は銀色、外側を金色のリングで囲む構造になっているほか、これまで等間隔に刻まれていた側面の溝について一部の幅や形を変えるなど、より複雑な造りとなっています。

新しい硬貨は1日から日本銀行から金融機関への支払いに使われるようになり、今後一般にも流通することになります。

当初はことし9月ごろまでに発行される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で銀行のATMなどの改修作業が遅れたことを理由に、発行がずれこんでいました。

新しい500円硬貨の発行は2000年以来21年ぶりで、今年度中に2億枚発行される予定です。

これまでの500円硬貨は50億枚程度流通しているとみられますが、新硬貨の発行後も引き続き利用できます。

財務省によりますと、業界団体からの報告では、ATMや鉄道の券売機は新しい硬貨に対応するための改修がおおむね終了したということです。