COP26 温暖化対策求める若者ら 特別列車で会場に向け出発

日本時間の31日から開かれる国連の気候変動対策の会議「COP26」の会場のイギリスを目指して、対策を求めるヨーロッパの若者らを乗せた特別列車がオランダを出発しました。

この特別列車は、温室効果ガスの排出量が航空機より少ないとされる列車での移動を通じて、気候変動対策への関心を高めてもらおうと、オランダの若者で作る団体とヨーロッパの鉄道会社の協力で実現しました。

列車は、オランダからベルギーなどを経由して、ドーバー海峡を渡り、10時間をかけて、国連の気候変動対策の会議「COP26」が開かれるイギリス北部のグラスゴーに向かいます。

このうち、始発となるアムステルダムの中央駅では、30日の朝、オランダやドイツに住む学生やNGOの職員など、およそ150人が列車に乗り込んでいました。

列車には、会場でのイベントに参加するヨーロッパの若者などおよそ500人が乗り込む予定で、車内ではNGOによるワークショップも行われるということです。

ドイツから参加した27歳の大学生の男性は「環境への負荷が高い飛行機を使って気候変動の会議に行くのは皮肉です。列車での移動が楽しみです」と話していました。

また企画した団体のメンバーのマラ・デパーターさんは「鉄道会社の協力で実現できてとてもうれしいです。多くの若者がCOPに集まる政治家に声を届けたいと考えています」と話し、意義を強調していました。