スキージャンプ 女子は高梨 男子は小林が優勝 ともに国内3連勝

スキージャンプの国内大会が札幌市で行われ、女子は高梨沙羅選手が、男子は小林陵侑選手が優勝を果たしました。

先週から始まったスキージャンプの大会は、ワールドカップ前最後の国内大会で、札幌市の大倉山ジャンプ競技場を会場に男女のラージヒルが行われました。

女子は、来年の北京オリンピックで金メダルを目指す高梨選手が1回目に134メートル50を飛んでトップに立ちました。

2回目もこれ以上飛ぶと危険とされる「ヒルサイズ」に迫る136メートル50まで飛距離を伸ばし、合計ポイント271.0で2位に60点以上の大差をつけて優勝しました。

高梨選手は、全日本選手権のノーマルヒル、ラージヒルと合わせて3連勝です。

2位は男子の小林選手の姉、諭果選手、3位は伊藤有希選手でした。

また男子は昨シーズン、日本男子のワールドカップ最多勝利記録を更新した小林選手が1回目に、前の選手よりもゲートが2段下がった中で130メートルをマークしトップに立ちました。

2位の選手と1.4ポイント差で迎えた2回目には、ジャンプ台記録に並ぶ143メートル50を飛んで合計ポイント309.4で優勝しました。

小林選手も全日本選手権に続いて3連勝です。

2位は小林選手の兄の潤志郎選手、3位は中村直幹選手でした。

49歳のベテラン、葛西紀明選手は20位でした。

高梨「自分の調子と比例して結果」

高梨選手は「2回ともすごくよい条件に恵まれ、向かい風だったのでしっかり飛べた。たくさんの方が見に来てくれて応援を力に変えて飛ぶことができた。これからも期待に応えられたらうれしい」と振り返りました。

そして「なかなか札幌の試合で安定して結果を出すことはできていなかったが、自分の調子と比例して結果を出すことができて自信にもつながったし、この大会で変えていきたい部分も見つかった」と話しました。

そのうえで、来月から始まるワールドカップに向けては「この夏場にいいベースが作れたという感触はあるのでしっかり冬に向けてつなげられたらいいなと思う」と抱負を話していました。

小林「ジャンプの内容がよく自信になった」

小林陵侑選手は「1回目はゲートが下がった中だったが冷静に飛び出すことができた。2回目も冷静に自分のできるジャンプを心がけたら風にも乗れて久しぶりに楽しくてガッツポーズをしてしまった」と笑顔で振り返りました。

そのうえで、国内3連戦について「自分で悪いところが把握できていて、修正ポイントもわかっている。ジャンプの内容がよく自信になった」としたうえで、来月から始まるワールドカップに向けては「ことしも世界のトップで戦え続けるように、まずは1勝目を指して頑張りたい。オリンピックも楽しんでもらいたい」と抱負を話していました。