衆院選 あす投開票 各党の党首が最後の訴え

新型コロナ対策や経済の立て直しなどが争点となった衆議院選挙は、31日が投票日です。
各党の党首や候補者らは、街頭で有権者に最後の訴えを行っています。

自民 岸田首相「『未来選択選挙』だ」

自民党の岸田総理大臣は東京 調布市で街頭演説し「野党の皆さんが盛んに『分配、分配』とおっしゃるが、分配するだけでは、そのうち分配するものが無くなってしまい、経済が回らなくなる。成長した成果を分配する『成長も、分配も』と言っているところが自民党の経済政策の強みであり野党との違いだ」と述べました。

そして「今回の選挙は『未来選択選挙』だ。コロナ対策をこのまましっかり進めてもらいたいと思うのか。持続できる経済を実現できるのはどの政党なのか。外交・安全保障を自民党と公明党に委ねるのか、あるいは共産党と立憲民主党に委ねるのか、これが問われている。日本の未来を選択する、それはすなわち皆さん一人一人のあすを選択する選挙だ」と訴えました。

立民 枝野代表「まっとうな政治へ」

立憲民主党の枝野代表は横浜市で街頭演説し「アベノミクスの9年で何が起こったか。国は成長していないのに、株を持っている人や一部の大企業だけが潤った。一握りの人たちが潤ったのは、あなたの犠牲の上に、豊かさが偏っていることにほかならない。それを進めてきたのが自民党だ」と指摘しました。

そして「安心を高めることでこそ消費が伸びる。ここに力を注ぐことこそが、競争や規制緩和よりも重要な経済対策だ。いざという時に命と暮らしを守るという政治本来の役割を果たし、まっとうな経済と社会にしよう。まっとうな政治へ、一緒に変えていこう」と訴えました。

公明 山口代表「『Go To』を起爆剤に」

公明党の山口代表は東京 中野区で街頭演説し「新型コロナで1年半以上、私たちは苦しんだが、どう乗り越え次の日本の再生の道を切り開いていくか。その役割を担う政権をどこに託すか、公明党のいる『自公連立政権』しかない」と述べました。

そのうえで「3回目のワクチン接種を準備していて、無料で接種できるよう予算をしっかり作りたい。感染の収束を見届けて感染対策をしっかりやったうえで効果の高い『Go Toキャンペーン』を展開し、経済をV字回復させる起爆剤にしたい」と述べました。

共産 志位委員長「自公政治もう終わりに」

共産党の志位委員長は千葉市で街頭演説し「国民が審判すべきは、岸田総理大臣がいま何を言っているかだけではない。『安倍・菅政権』が9年間、何をしてきたか思い出し、総決算の審判を下してもらいたい。アベノミクスで自己責任を押しつけて貧困と格差を広げた。コロナ対応でやるべきことをやらずに医療崩壊を起こし、多くの人が命を落とした。こんな自民、公明両党の政治はもう終わりにしよう」と訴えました。

維新 松井代表「改革と成長で分配を」

日本維新の会の松井代表は兵庫県姫路市で街頭演説し「分配、分配と言うが、日本で財源を確保するには、行財政改革をして税金の使い方を見直すことと、経済を成長させて皆さんの所得を上げ、納税してもらうしか方法はない。まず第1にやるべきは、納税者から見ておかしいと思うところにどんどん流れているお金の使い方に一度メスを入れることだ」と訴えました。

国民 玉木代表「現政権で経済再生は無理」

国民民主党の玉木代表は茨城県日立市で街頭演説し「日本は25年間、実質賃金が下がり続けている唯一の先進国だ。これは、皆さんが悪いわけではなく、ひとえにこれまでの経済政策が間違っていたからだ。だから私たちは『給料が上がる経済』を実現するために『積極財政』への大きな転換を党の政策の柱に掲げて訴えている。今の岸田総理大臣の政策では経済の再生は全く無理だ」と訴えました。

れ新 山本代表「財政出動で生活底上げ」

れいわ新選組の山本代表は東京 新宿で街頭演説し「私たちがやりたいことは、大胆な財政出動で、皆さんの生活を底上げしていくことだ。そして、全国津々浦々にお金を回しながら、この25年もの間続いてきたデフレから脱却し、『コロナ不況』を食い止めていく」と訴えました。

社民 福島党首「命救うため政治を変えよう」

社民党の福島党首は福岡市で街頭演説し「『自民党の自民党による自民党のための政治』は、みんなの苦しみや悩み、それに弱音とは無関係なところで行われ、これらを解決しようとしない。命を救おうとしない。だからこそ今政治を変えよう。皆さんにはその力がある」と訴えました。

N党 立花党首「受信料は見る人だけ」

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花党首は東京 秋葉原で街頭演説し「私たちはNHKの問題、ワンイシューできた。ほかの政党は、スクランブル放送の検討すらせず、国民の声を聞いていない。受信料は見る人だけが払い、見ない人は払わなければいい」と訴えました。