座間事件から4年 生きづらさを抱える若者支援 掲示板を開設

神奈川県座間市のアパートで、9人が遺体で見つかった事件から、30日で4年です。事件では、SNS上に生きづらさを投稿していた若い女性たちが被害に遭ったことから、こうした若者を支援しようと東京のNPO法人が新たな取り組みを始めました。

取り組みを始めたのは、東京のNPO法人「BONDプロジェクト」です。

2017年に神奈川県座間市のアパートで9人が遺体で見つかった事件では、SNS上で「死にたい」とつぶやいていた若い女性たちが被害に遭ったことから、生きづらさを抱える若者の相談に、LINEで応じる取り組みを行ってきました。

事件から4年を機に30日、新たに開設したのは悩みなどを匿名で書き込める掲示板です。

ネット上をさまよう若者たちをイメージして「sea MELT」と名付けられ、30代までを対象に、書き込みがあるとスタッフがコメントを返し、支援につながる情報などをアドバイスします。

事件などに悪用されないよう、当事者どうしは交流できない仕組みですが、書き込みやスタッフのコメントは誰でも閲覧できます。
「BONDプロジェクト」の橘ジュン代表は、「SNS上で居場所を求める子は減っておらず、コロナ禍で状況はさらに悪化している。掲示板を通じて互いに共感しながら、解決につながる選択肢があることに気付いてもらえる場としたい」と話しています。