左乳房のがん患者 誤って右の乳房も切除 千葉大学病院が陳謝

千葉大学病院が4年前、左の乳房にがんが見つかった50代の女性に対し、誤って右の乳房も一緒に切除する手術を行っていたことが分かりました。

これは29日、千葉大学病院が記者会見を開いて明らかにしました。

それによりますと、千葉大学病院の医師が4年前、週に1回勤務していた県内の別の病院で左の乳房にがんが見つかった50代の女性患者に対し、誤って右の乳房にもがんが見つかったという診断を行ったということです。

その後、この医師は、千葉大学病院でこの女性の両方の乳房を切除する手術を行いましたが、摘出した検体の病理検査を行ったところ、右の乳房は切除する必要がなかったことがわかったということです。
千葉大学病院は、この医師が病理報告書の確認を怠ったことがミスの最大の要因だとして、医師が患者に検査結果を説明する際は、必ず患者と一緒に逐一確認することや、患者の診療が2つの施設にまたがる場合は、別の医師が初診を担当したり、紹介状に目を通したりするなどといった再発防止策をまとめたということです。

この担当医はすでに大学病院を退職したということで、会見で千葉大学病院の大塚将之副病院長は「患者様とご家族には多大なご負担とご心痛をおかけし、心よりおわび申し上げます」と陳謝しました。