星出彰彦さん 宇宙から会見「民間の宇宙進出の時代 感じた」

日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんが、地球への帰還に向けて、来月、国際宇宙ステーションを離れるのを前に、宇宙から記者会見を行いました。

日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんは、ことし4月から国際宇宙ステーションに長期滞在して日本人としては2人目となる船長を務めたほか、通算で4回目となる船外活動を行い、来月5日に地球への帰還に向けて宇宙ステーションを離れる予定になっています。

星出さんは28日夜、宇宙から回線を結んで記者会見を行い、およそ半年にわたる長期滞在について「想定外のこともたくさんあったが、経験豊富で優秀なクルーがチームの役割を認識して動いてくれた。食事や仕事の合間でもみんなでよく笑ったのがとても思い出に残っている」と振り返りました。

そして、ロシアの民間人が映画の撮影のために宇宙船に乗って宇宙ステーションを訪れるなど、民間による宇宙開発が活発になっていることについて「民間の宇宙進出の時代がきているのを身にしみて感じた。すごく歓迎すべきことであり、多くの方に宇宙を体験してアイデアを出してもらい、新しい文化をつくってもらいたい」と期待を語りました。

最後に星出さんは「宇宙には無限の可能性が広がっているということを感じる。残っている仕事をしっかりと片づけて次のクルーへと引き継ぎたい」と話していました。