プロ野球 クライマックスシリーズ 観客数の上限緩和へ

スポーツイベントなどの上限1万人の経過措置が今月で終了することを受けて、来月行われるプロ野球のクライマックスシリーズでも観客数の上限が緩和されます。

このうち、来月6日から始まるパ・リーグのファーストステージを主催するロッテと、10日から始まるファイナルステージを主催するオリックスは、いずれも球場の収容人数の50%に上限を引き上げます。

ロッテはおよそ1万5000人、オリックスはおよそ1万8000人が観客の上限となります。

セ・リーグのファイナルステージを主催するヤクルトも、収容人数の50%まで上限を引き上げるとともに、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した人などを対象にした技術実証を行って上限とは別におよそ5000人を入れる予定で、最大でおよそ2万人の観客が入る見込みです。

一方、セ・リーグのファーストステージを主催する阪神は、今後発表される政府や自治体の方針によって変更の可能性があるとして、販売予定数は公表しないということです。