宇宙空間での作業を自動で AI搭載ロボットアームの実証実験

宇宙空間での作業を自動で行うことができるロボットアームの実証実験を、東京のベンチャー企業が国際宇宙ステーションで行い、今後、本格化する月探査などで使われるようさらに改良を進めたいとしています。

ロボットアームは宇宙空間で構造物を組み立てる際などに使われている腕のように長く伸びたロボットで、現在、国際宇宙ステーションに取り付けられていてステーションの中から飛行士が操作しています。

東京のベンチャー企業は、人工知能を搭載して自動で作業を行うことができるロボットアームを開発し、無重力状態で動作に問題がないか確認する実証実験を宇宙ステーションの中で行いました。

ロボットアームは長さ1.2メートルで、先端にある「ハンド」と呼ばれる部分で物をつかむことができ、事前に人工知能に学習させた太陽光パネルの模型を組み立てる作業を計画どおり行うことができたということです。

また、模擬のケーブルを抜いたり差したりする動作も自動でできたということです。

ベンチャー企業は、今後、本格化する月探査で使われることを想定していて、さらに複雑な作業を行えるよう改良を進めたいとしています。

ベンチャー企業「GITAI」のCEOの中ノ瀬翔さんは「宇宙空間でもロボットを使えば作業を自動化できることを実証した。労働コストを下げるためさらに開発を続けていきたい」と話していました。