和歌山 水管橋崩落 復旧に約16億円の見込み 国の新事業活用へ

和歌山市で今月初めに崩落した水道用の橋について、市が復旧にかかる費用をおよそ16億円と見込んでいることがわかりました。このうちおよそ40%は、今回の崩落を受けて国が新たに設けた補助事業などを活用して賄う計画です。

今月3日、和歌山市の「紀の川」にかかる水管橋と呼ばれる送水用の橋の一部が崩落し、1週間にわたって市内の4割近くにあたるおよそ6万戸が断水しました。

市は並行してかかる県道の橋に仮の水道管を設置して給水を再開したうえで、橋の本格的な復旧方法を検討してきました。

その結果、崩落した部分とその前後を架け替えることを決め、費用は現時点でおよそ16億円を見込んでいることがわかりました。

今回の崩落を受けて厚生労働省は、設置から40年以上経過した水管橋の改築や更新のための補助事業を新たに設けていて、市はこの事業などを活用して費用のおよそ40%を国からの補助で賄い、残りは地方債の発行で確保する計画です。

市は今後、工事業者と契約を進め、来年5月末ごろまでの復旧を目指すことにしています。