岸田首相 “地域の平和と安定に協力” ASEANと日中韓首脳会議

岸田総理大臣は、ASEAN=東南アジア諸国連合と日中韓3か国によるオンラインでの首脳会議に出席し、ASEANが打ち出したインド太平洋地域に関する独自の構想を全面的に支持するとしたうえで、地域の平和と安定のために協力する考えを強調しました。

27日夕方、オンライン形式で行われたASEANと日中韓3か国による首脳会議には、ASEAN各国の首脳らに加え、岸田総理大臣、中国の李克強首相、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が出席しました。

この中で岸田総理大臣は、ASEANが打ち出したインド太平洋地域に関する独自の構想について「自由で開かれたインド太平洋」と本質的な原則を共有しており、全面的に支持するとしたうえで、地域の平和と安定のために協力する考えを強調しました。

また、北朝鮮情勢をめぐって「今月も弾道ミサイルを発射するなど地域や国際社会の平和と安全を脅かしている」と述べたうえで、国連安保理決議の完全な履行が不可欠だと指摘したほか、拉致問題の即時解決に向けて各国の理解と協力を求めました。

一方、岸田総理大臣は、原油価格の上昇によって世界経済への影響が懸念されるとして、市場の安定化に向けて各国と連携する考えを示しました。