帝国ホテル 4代目新本館 外観デザイン公表 2代目の建築美継承

明治時代に日本の迎賓館として開業した「帝国ホテル東京」は、15年後に完成を見込んでいる新しい本館の外観のデザインを公表しました。

帝国ホテル東京は明治23年に日本の迎賓館として開業した130年を超える歴史を持つ日本を代表するホテルで、3代目となる現在の本館は完成から50年を迎えるなど、施設の老朽化が進んでいます。

このため今後15年かけて「本館」や「タワー館」を建て替える計画で、27日は2036年度の完成を見込む4代目となる新しい本館の外観のデザインが公表されました。

デザインは、フランスを拠点に活動する世界的な建築家の田根剛さんが手がけ、「東洋の宝石」と称された2代目の本館の建築美のコンセプトを継承しています。

ホテルがある東京 日比谷の周辺にガラス張りの高層ビルが増える中、外装に石を使ったベージュ色の独特の色合いや圧迫感を抑えるために階段のようになっている建物の形状が特徴です。

建物の高さや部屋の数などはまだ決まっていませんが、利用客からのニーズが高い広い客室を増やしていきたいとしています。

帝国ホテルの定保英弥社長は「新型コロナウイルスの影響で大変な時期だからこそ、帝国ホテルの原点に立ち返るデザインをお願いした。風格と重厚感のあるホテルづくりを目指したい」と話しています。