京都 舞妓たちが市の中心部を清掃 緊急事態宣言の解除を受けて

緊急事態宣言が解除されたことを受けて、京都市の中心部では観光客を迎え入れるため舞妓たちが清掃活動を行いました。

この清掃活動は京都市観光協会などが企画したもので、市の中心部を流れる鴨川の河川敷には、花街の舞妓や観光業界の関係者などおよそ50人が集まりました。

はじめに京都市の門川市長が「伝統文化の継承は観光が支えています。これからもおもてなしの心を大切にしていきましょう」とあいさつしました。

このあと、集まった人たちは鴨川沿いにある先斗町通と川端通に分かれて道路の清掃を行いました。

このうち、人気の観光スポットの花街先斗町通では、参加した人たちが落ちていたタバコの吸い殻やプラスチックのゴミなどを拾い集めていました。
舞妓の秀眞衣さんは「秋は美しい京都の紅葉と、おいしいごはんを楽しんでいただきたいので、ぜひ京都におこしやす」と話していました。

舞妓の秀千代さんは「ずっと続いていた緊急事態宣言などが解除されましたので、きれいな京都に来ていただけるよう、おたのもうします」と話していました。