来年6月の避難指示解除目指す福島 双葉町 避難住民に説明会

来年の6月に避難指示の解除を目指す福島県双葉町は、26日、町から避難している住民を対象に説明会を開き、来年1月から準備宿泊を始める計画などを初めて説明しました。

東京電力福島第一原子力発電所が立地する双葉町は、来年6月にJR双葉駅周辺の地域で避難指示を解除し、住民の帰還を始めることを目指しています。

26日は町から避難している住民を対象にした説明会がいわき市で開かれ、30人余りが参加しました。

はじめに伊澤史朗町長が、避難指示解除の前に、住民が生活再建のために寝泊まりする「準備宿泊」を来年1月から始める計画や、来年8月末までに役場機能の大部分を双葉町に戻すこと、それにJR双葉駅の西側に建設される災害公営住宅の一部の入居を、来年10月から始める予定などを説明しました。

住民からは、避難指示が解除される地域になっていない人も滞在できる施設の建設や、震災前のふるさとに戻れるように、植樹など環境整備を進めるよう要望が出ていました。

いわき市に避難している70代の男性は「家が中間貯蔵施設の敷地になっているため帰ることはできないが、町に滞在できるような施設があればふるさととのつながりを感じることができると思う」と話していました。

同じくいわき市に避難している70代の男性は「準備宿泊を考えているので早くふるさとで震災前のような生活を送りたい」と話していました。

この住民説明会は来月まで埼玉県や東京など全国10か所で開かれる予定です。