東京など5都府県 飲食店への時短要請解除で夜間の人出は?

東京や大阪など5つの都府県で、飲食店に対する営業時間短縮の要請などが25日に解除されました。各地の夜間の人出は1週間前と比べて、新宿歌舞伎町などでは増えた一方で、六本木では減少するなど、地域によってばらつきがありました。

NHKは、IT関連企業「Agoop」が利用者の許可を得て、個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、主な地点の人の数を分析しました。

25日は東京都、大阪府、千葉県、神奈川県、埼玉県で、飲食店に対する時短の要請が解除されました。

この5都府県の主な地点の夜間の人出は、
▽千葉駅付近が32%
▽大阪 梅田駅付近が18%
▽新宿 歌舞伎町付近が13%
▽渋谷スクランブル交差点付近が4%
それぞれ増加しました。

一方、
▽六本木付近は11%
▽大宮駅付近は6%
▽銀座付近は4%
▽横浜駅付近は3%それぞれ減少しました。

時短要請の解除に伴い、多くの飲食店では25日から営業時間をもとに戻したり、拡大したりしていますが、地域によって人出にばらつきがありました。