人工衛星「みちびき」打ち上げ成功 H2Aロケットに搭載 鹿児島

スマートフォンなどの位置情報の精度を高め、日本版GPS衛星とも呼ばれる人工衛星「みちびき」を搭載したH2Aロケット44号機が、26日午前11時すぎに鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げは成功しました。

日本の人工衛星「みちびき」を搭載したH2Aロケット44号機は、鹿児島県の種子島宇宙センターから26日午前11時19分に打ち上げられました。

ロケットは補助ロケットや1段目などを切り離しながら上昇を続け、打ち上げからおよそ30分後の正午前に、高度260キロ余りで予定どおり「みちびき」を分離し、打ち上げは成功しました。

「みちびき」は、アメリカのGPS衛星を補完し日本でのスマートフォンや車のカーナビなどの位置情報の精度を高める国の人工衛星で「日本版GPS衛星」とも呼ばれています。

現在4機体制で運用されていますが、11年前に打ち上げられた1号機がすでに設計上の寿命を迎えていることから、今回はその後継機で「みちびき」としては5機目の打ち上げでした。

今回の打ち上げで、ビルが建ち並ぶ都市部や山に囲まれた場所などGPS衛星の電波が受信しにくい場所でも正確な位置情報を安定して提供するサービスが維持できるようになります。

H2Aロケットは、打ち上げ能力を強化したH2Bロケットも含めると、47回連続で打ち上げに成功し、通算では52回目の成功となり、成功率は98%です。