ノーベル平和賞の授賞式 受賞者を迎え“対面”で開催へ

ノルウェーのノーベル賞委員会は、ことし12月に行われる平和賞の授賞式について、受賞者を迎え、対面で行うと発表しました。

ノーベル賞の授賞式は例年、12月10日に行われますが、スウェーデンの首都、ストックホルムで行われる物理学賞など5つの部門の受賞者は、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、去年に引き続き、居住する国でメダルや賞状を受け取ることになっています。

一方、平和賞の授賞式について、ノルウェーの委員会は首都オスロの市庁舎で対面で行うと25日発表しました。

去年はウイルスの感染拡大の影響でオンラインで開催されていました。

ことしの平和賞には、政権の強権的な姿勢を批判してきたフィリピンのインターネットメディアのマリア・レッサ代表と、ロシアの新聞のドミトリー・ムラートフ編集長が選ばれています。

レッサ氏は、去年、記事が名誉毀損にあたるとしてフィリピンの裁判所で有罪判決を受け、外国への渡航を何度も却下されているということですが、ノルウェーの委員会はレッサ氏とムラートフ氏の式典への出席を期待するとしています。

また、去年受賞した国連機関のWFP=世界食糧計画を代表してビーズリー事務局長も出席する予定だということです。