12月以降は厳しい寒さ 大雪のおそれも 気象庁3か月予報

気象庁の長期予報によりますと、この冬は西の地域ほど寒気の影響を受けやすく、西日本や沖縄、奄美では気温が平年並みか低くなる見込みです。

気象庁は、今後「ラニーニャ現象」が発生する可能性が高いとして、12月以降は厳しい寒さのほか大雪になるおそれもあるとしています。

気象庁が25日発表した向こう3か月の予報によりますと、来月は西日本から北日本の日本海側と沖縄奄美では、平年と同じく曇りや雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多くなり、平均気温は全国的に「ほぼ平年並み」となる見込みです。

一方、12月と来年1月は西日本を中心に冬型の気圧配置が強まりやすく、気温は
▽西日本と沖縄、奄美では「平年並みか低い」と予想され、
▽北日本や東日本では「ほぼ平年並み」となる見込みです。

南米 ペルー沖の海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」がこの秋に発生する可能性が高まっていて、偏西風が平年より南に蛇行し寒気が流れ込みやすくなるためだということです。
一般的に冬にラニーニャ現象が起きると、東日本や西日本などで気温が平年よりも低くなる傾向にあり、大雪になることもあります。

このため、12月や1月は西日本の日本海側を中心に雪の量が増えるおそれもあるということです。

気象庁異常気象情報センターの竹川元章所長は「12月以降は北日本や東日本でも一時的に強い寒気が南下して大雪になることもあると予想される。最新の週間予報などにも十分注意して雪に対する早めの対応や備えにつなげてほしい」と話しています。