ウズベキスタン大統領選 投票始まる 地域の安定維持が課題

中央アジアのウズベキスタンで24日、大統領選挙の投票が始まりました。
経済の規制緩和など改革を進めてきた現職のミルジヨエフ大統領の再選が確実視されていますが、隣国アフガニスタン情勢の混迷で地域の安定を維持できるかが課題になっています。

ウズベキスタンでは24日、任期満了に伴う大統領選挙が行われ、現地時間の午前8時、日本時間の正午から投票が始まっています。

今回の選挙には、現職のミルジヨエフ大統領を含む5人が立候補していますが、ミルジヨエフ大統領のほかに有力な候補者はなく、再選が確実視されています。

首都タシケント中心部の投票所には、朝から有権者が集まり、体温を測ったり、手を消毒したりしてから1票を投じていました。

現職に投票したという63歳の男性は、「最も重要なのは国民の平穏です。大統領には満足しています」と話していたほか、18歳の学生は、「国の課題である失業率も下がっています。国がさらに発展してほしい」と話していました。

2016年に就任したミルジヨエフ大統領は、旧ソビエトから独立後、25年にわたって国を率いたカリモフ元大統領の路線を継承した一方、経済の規制緩和や周辺国との関係改善など改革を進めてきました。

しかし、国境を接する隣国のアフガニスタン情勢の混迷を受けて、過激派や麻薬の流入が懸念され、地域の安定を維持できるのかが課題になっています。

投票は、日本時間の25日午前0時に締め切られて即日開票され、大勢は未明にも判明する見通しです。