アーチェリー全日本選手権 五輪代表がそろって出場 静岡 掛川

アーチェリーの全日本選手権が行われ、東京オリンピックで活躍した選手たちがそろって出場しました。

アーチェリーの日本一を決める全日本選手権は23日、静岡県掛川市で行われ、男女ともに一般的な弓を使うリカーブが行われました。

大会には東京オリンピックの男子個人と団体でいずれも銅メダルを獲得した古川高晴選手のほか、団体のシュートオフで銅メダル獲得を決めた武藤弘樹選手、女子の早川漣選手などオリンピックで活躍した男女の日本代表6人がそろって出場しました。

感染対策として競技時間を短縮するため、例年実施されているトーナメント方式ではなく72本の矢の合計得点で競う方式で行われ、男子では古川選手が序盤から安定したショットで次々と高得点をマークし、720点満点中673点で3位に入りました。

このほかオリンピックに出場した選手では武藤選手が670点で5位、河田悠希選手が653点で14位でした。

優勝は680点をマークした近畿大4年の中西絢哉選手で、初めての日本一に輝きました。

一方、女子は27歳の入江優選手が668点をマークして、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。

オリンピックに出場したメンバーでは中村美樹選手が659点で4位、早川選手が657点で5位、山内梓選手が655点で6位でした。

中西選手「リベンジできた パリ大会見据え頑張りたい」

男子で優勝した中西絢哉選手は「去年のこの大会は予選ラウンドで70位に終わってしまったのでリベンジすることができてよかった」と笑顔で話していました。

勝因については「ここ最近は緊張感のある中で練習ができていたので、それがよかったと思う。オリンピックに出場した選手など有名な選手がいる中で勝てたことはとてもうれしい」と話していました。

そして今後に向けて「東京オリンピックには最終選考会で敗れ出られず情けない思いをしたので、パリ大会では自信を持ってプレーできるように頑張っていきたい」と3年後を見据えていました。

古川選手「いい順位だった パリで金メダル目指したい」

古川高晴選手は「矢を放つ瞬間に小さくならないようフォームを修正していて、その中での試合にしてはいい順位だったと思う」と振り返りました。

37歳の古川選手は出場すれば6大会連続となるパリオリンピックを見据えながら競技に取り組んでいるということで「東京大会でメダルを獲得できたが、内容も精神面もまだ鍛えられるところがあると思った。パリでは金メダルを目指していきたいが、まだまだ実力は足りないと思う。いまよりもうまくなれるように一つ一つ、目の前の試合をこなしていきたい」と意気込んでいました。

入江選手「自分に集中できた パリ大会では代表に入りたい」

女子で優勝した入江優選手は「まわりを意識せず自分に集中することができた。きょうは最近の中では上出来で2回目の優勝はうれしい」と笑顔で話していました。

入江選手は、ここまで東京オリンピックに出場できなかった悔しさを胸に練習を積んできたということで「東京大会の代表にはなれなかったが次のパリ大会では絶対に代表に入って金メダルをとりたい」と今後の目標を力強く話していました。