無戸籍の人たち支援へ 専用の相談ダイヤル・窓口 千葉 松戸

出生届が出されず、戸籍がないまま暮らしていることで、進学や就職などで、さまざまな不利益を受けている「無戸籍」の人たちを支援しようと、千葉県松戸市は県内で初めて、専用の相談ダイヤルと窓口を設置しました。

戸籍がない「無戸籍」の人の多くは、母親が離婚した夫との関わりを避けるために出生届を出さなかったとみられ、進学や就職など、暮らしの中でさまざまな不利益を受けていることが社会問題となっています。

こうした人たちを支援しようと、松戸市は今月から専用の相談ダイヤルと窓口を設置しました。

行政サービスなどの手続きの案内や、弁護士の紹介を行っているほか、市役所を訪れた際に、窓口でそのつど戸籍がないことを説明しなくてもよいように、希望者には戸籍がないことを示す「サポートカード」を交付して、精神的な負担を軽減する取り組みも行っています。

市は、戸籍がなくても新型コロナウイルスのワクチン接種券の配布など、さまざまな行政サービスを提供することにしていて「困っている方は気軽に相談してほしい」と話しています。

専用の相談ダイヤルは、047-710-6080で、平日の午前8時半から午後5時まで受け付けています。