スーパー 先月の売り上げ 2か月ぶり前年上回る 野菜値上がりで

全国の主なスーパーの先月の売り上げは、いわゆる“巣ごもり需要”に加え、天候不順による野菜の値上がりで、主力の食料品の販売額が増えたため2か月ぶりに前の年を上回りました。

日本チェーンストア協会の発表によりますと、先月の全国の主なスーパー1万1855店の売り上げは、1兆510億円で、既存店どうしの比較では、去年の同じ月と比べて3.2%増え、2か月ぶりの増加となりました。

商品別では、食料品が新型コロナによる巣ごもり需要で総菜の販売が引き続き好調だったことに加え、天候不順で野菜が値上がりしたことから4.8%増加しました。

一方で、外出の自粛や気温の低下などの影響で、衣料品は夏物のセールがふるわず、14.2%の減少、化粧品や衣料用の洗剤、制汗剤などは8.3%減少しました。

「商品の値上げ相次ぎ さらに消費を冷え込ませるのでは」

日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は「長引く新型コロナの影響で消費者の節約志向は強まっている中、原材料価格の上昇により商品の値上げが相次いでいることが、さらに消費を冷え込ませるのではないか」と述べ、先行きに懸念を示しました。