米駐日大使に指名 エマニュエル氏 日米同盟強化に力入れる考え

アメリカのバイデン大統領から駐日大使に指名されているエマニュエル氏が議会の公聴会で証言し、バイデン政権が最大の競合国と位置づける中国に対抗していくため、日米同盟の強化に力を入れる考えを示しました。

アメリカのバイデン大統領から駐日大使に指名されているラーム・エマニュエル氏は20日、承認に向けた議会上院の外交委員会の公聴会で証言しました。

この中でエマニュエル氏はインド太平洋地域について言及し「中国は分断による征服を目指しているが、アメリカの戦略は結束による安全保障だ。この地域の結束は日米同盟のうえに築かれている」と述べ、バイデン政権が最大の競合国と位置づける中国に対抗していくため、日米同盟が重要だと強調しました。

そして「日本とアメリカのパートナーシップは60年以上、自由で開かれたインド太平洋地域の平和と繁栄の礎となってきた。承認されれば、私の最優先事項はこの結束を強化することだ」と述べ、同盟の強化に力を入れる考えを示しました。
エマニュエル氏は、民主党の下院議員を経て、2009年に発足したオバマ政権で大統領側近の首席補佐官を務め、バイデン大統領にも近いとされています。

一方、出身地シカゴの市長を務めていた当時、黒人の少年が白人の警察官に射殺された事件をめぐり、対応が不適切だったとして、一部の与党議員から批判を受けています。